施工例1

藤沢市H様邸

若いご夫婦のご邸宅でしたので、伝統的な和の庭よりも流行の和モダンと洋風の庭を融合した庭を、とのご要望をいただきました。
四季折々の花を楽しめるように樹木を配置しています。

洋風の庭の部分です、芝生を植え小さなお子様が遊べるようになっています。庭の角にはソヨゴの木を植えています。ソヨゴはモチノキの仲間、モチノキに比べて葉の数が少なく、風にそよぐ姿からソヨゴの名前がつきました。
前の写真の反対側は三波石(さんばいし)を入れました、群馬産の緑色がきれいな石です。自然の造形である石の形を見て、庭とのマッチングを考えるのは経験のなせる業です。植えてある木は左からセンリョウ、馬酔木、クロモジです。写真には写っていませんがアオキとトキワヤマボウシとシイモチも植えてあります。お客様のご要望により流行している木をぜいたくに使っています。
根府川石の飛び石を据えています、石と石の高さを合わせています、細かな高さの違いが全体的には大きな違和感を生むことになるのです。
芝生を植えるための下地作りです、よく石を取り除いておきます。石を取り除かないと裸足で歩くと痛いですし、機械で芝生を刈るときに石を跳ね上げて建物を損傷する可能性があります。
芝生を植えています、植えたときは隙間がありますが、次第に成長して隙間がなくなります。施工時に隙間なく植えて見栄えを良くしてもいいのですが、必要以上に植えることはお勧めしておりません。
芝生の反対側にはタマリュウを植えます、このお宅の庭の「和」の部分です隣の建物の関係上日陰になる時間が多いので、日陰でも育つタマリュウを植えました。こちらもまばらに見えますが、次第に隙間なく育ちます。無駄を抑え、お客様のご予算に合わせたご提案をするのも私たちの仕事です。
駐車場にもタマリュウを植えています。
建物の表側から庭へ飛び石を敷いています、この敷石も三波石です。乗った時にずれたり傾かないように突き固めているところです。
飛び石の形に防草シートをくりぬき敷き詰めて、防草シートの上から伊勢五郎太(いせごろた)の砂利を敷き詰めます。防草シートを敷くことにより、雑草の生育を抑えて庭のお手入れを簡単にする効果があります。
光の具合で見づらいですが完成です、シンボルツリーのキンモクセイを中心に木々が配置されています。木々の配置には庭の見た目もありますが、お隣からの視線を遮るなど様々な役割があります。

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